仕事をすれば意識は変わるはじめは苦手でも自分の特技へ変えていく
喜多 弘隆Hirotaka Kita
- 主な業務
- 巡回監査担当、遺言書作成支援、遺産整理に関するコンサルティング
入社の経緯を教えてください。
当時行なっていた就職活動が難航してしまい、もうどこでも良いやと会計とは無関係の企業に就職しようとしていたんですよ。そんなとき、父親から「今までずっと頑張ってきたのに、知識を活かせるようなところに行かなくて良いのか」と言葉をかけられたんです。たしかに、高校生の頃からかなり勉強を頑張っていました。全商1級と日商2級の資格を取得したり、大学だけでなくダブルスクールにも通って会計の勉強をしていたり。 そんな父親からの言葉に奮い立たされ、結果として今に至ります。
もともと話すことは得意でしたか。
「好き・嫌い」「得意・苦手」は別物だと思っているんです。私自身で言うと、話すことは「苦手」ではなく「嫌い」と決めつけてしまっていました。
ただこの仕事は、不特定多数の人と関わるアルバイトとは違い、特定のお客様と長いお付き合いができるんですよ。色々な方がいらっしゃいますが、一人ひとりにきちんと適応することができれば、自分にとっての居心地の良い場所にすることもできる。ここで働き始めてそう感じました。
入社して間もない頃、外部研修で学んできたことを社内で発表するという機会が設けられたことがありました。もともと話すことに抵抗があったので胃が痛くなるほど嫌でしたね。でも、だからこそ、何度も何度も練習をして挑みました。そうしたら、終了後に何人もの方から本当にたくさんの褒め言葉を頂けたんです。なんだか黒が似合わないと思っていたけど「お前黒めっちゃ似合うな」と言われている感じ。
この経験を通して、「何も見ずにスラスラと言葉が出る人なんて1割程度。残りの9割の人は、練習を繰り返すことで話せるようになるんだ」ということに気付くことができました。だから私はとにかく日々シミュレーションです。社長にご報告をしに行くときでもそう。世間話の段階から台本を用意していくくらいですね。そういうことを繰り返しながら、ときには講師募集に手を挙げたりしながら、自分の特技へ変える努力をしてきました。「話すこと」も自分のスキルの一部にできるんです。

評価制度がきちんとされているとお聞きしました。
おっしゃる通り、西岡会計事務所は会計事務所というより会社なんですよね。こんなにも、やればやるほど評価していただける会計事務所ってあまりないと思いますよ。
新卒の方へメッセージはありますか。
私はチャンスが転がっていた7年間を過ごしてきました。また私は、その踏み台にたまたま足をかけることができた人間だと思っています。恵まれていたんですよね。きっとこれは平等に与えられているものではないんです。だからこそ、後輩達には貪欲に、いつでもその踏み台に足をかけられるような動きをしていてほしいと願っています。
正直、成長意欲はあまり無く、それなりのお給料を貰えたら満足だという就活生は多いのではないでしょうか。当時の私もまさにそうでした。でも働く動機は何であれ、仕事をすれば意識は変わっていきますよということを心から伝えたいです。
オフの日の自分Day off

テニス
以前までは週に1回テニスを楽しんでいました。今はもっぱら育児に励んでいます。めっちゃ可愛いんです。大好きですね。仕事から疲れて帰ってきたときも、寝顔を見るだけで気持ちがリセットされます。